2016年12月15日木曜日

【プログラミング教育】SCRATCHと言う開発環境を使ったプログラミング教育について

科学を主体にしたブログですが、無関係ではないので、今回はプログラミングについてのアイデア教材を紹介したいと思います。

紹介するのは「Easy Scratch on the Board」という教材です。
開発したのは私の地元の友人で、いつも教材開発のアイデアをいただく、小学校の先生(名前は当人の希望により伏せています。)です。この方のお陰でブログのアイデアが尽きずにすんでいるようなもので、いつも感謝しております。この場を借りてお礼申し上げます。

話がそれました。
プログラミング教育は2020年から小学校でもスタートするということで言われています。その開発環境の有力候補として挙がっているのが「Scratch」です。これはMITメディア・ラボが開発したもので、一つ一つの制御ブロックや変数ブロックなどのブロックを積み重ねること、スプライトと言われるキャラクターを動かすといったものです。
簡単な操作で、プログラム特有の動作制御の流れを学習できるものです。



では、詳しく使い方を説明していきましょう。

道具の構成は以下のとおりです。
・サイコロ3種(変数・制御・動作)
・マップボード3種(好きなものを1つ選んで使います。)
・駒(スプライトというキャラクター)

【遊び方】(動画でも説明していますが)
①マップの中心に駒を置きます。
②ジャンケンなどで順番を決めます。
(開発者によると2〜4人用だとか)
③サイコロ3種を同時に振る
④出た目から、変数を決定(1or2)
⑤変数から制御(動けるor動けないor変数に関係なく2回繰り返す)を決定
⑥条件が揃っていれば動作サイコロの目に合わせて駒を動かす。
⑦次の人へ(同じ駒を動かし合います。)

①〜⑦を繰り返し、最初にゴールにたどり着かせたら勝ちです。
実際にゴール間近で「やったー」と思っていたら逆に動き、イライラ・・・なんてこともあり、結構盛り上がります。ゴールの場所はマップにより違うのでいろいろ試せるのもいいですね。
一応、スクラッチを基本とする場合は無償で行うのが基本ですが、アイディアは小学校の先生のものですので、扱いは学校内、もしくは家庭内で教育目的・個人使用目的にしておいてください。それ以上は私も許可を取っておりませんので・・・。

都合で順番が前後しますが、明日は「サイコロの作り方」を紹介していきます。
この2つの記事で完成、ということでご勘弁を。

0 件のコメント:

コメントを投稿